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ひらめきの月曜日
 
渋い柿をどうにかして食べたい

 

おかずとして食べればいいんだ

そうだ。普段からあまり果物を食べる習慣のない私だから「どうやって消化しようか」と悩むわけで、おかずとして処理したなら話は早いに違いない。

そういえば、大根なますにはよく柿を使うもんなぁ。と、作ったのがコチラ。

 

「柿スライスの大根おろし添え」

醤油をかけて食します。

 

これは人に教えてもらった食べ方なのだが、なるほどサッパリと食べられた。柿のほのかな甘みと大根の辛みがよく合って、いくらでもイケそうな味だった。ただし、甘い柿を使った方がよりおいしいような気がする。

まぁ、おかずというよりも完全に酒の肴ですね。

うん。この調子で消化していこうか。これならなんとか頑張れそうだ。

 

柿を器に使った「柿の白和え」 これまでの借りを全て返したかのようにおいしかった。

 

これも人から聞いたレシピだ。まだ熟していない若い柿がシャキシャキしていて、まるで野菜のようである。一瞬「器ごと食べられるなんて素晴らしい!」と騙されかけたが、ふだんも柿の皮なんて食べてない。もったいないけどこれは捨てましょう。

 

スプーンでくり抜いた部分は、直接口に入りました。

 

おいしいのは嬉しいし助かるが、人から教えてもらったレシピばかり作っているのもつまらない。何かグッと心に迫るようないいアイデアはないものだろうか。

調子に乗ったかもしれません

そういえば以前「油で揚げてマズイもの」という記事を 書いたとき、「油で揚げてマズイものなどない」と言い切ったことを思い出した。

その法則に則れば、これだって単なるダジャレ料理ではなくなるに違いない。さっそく試してみよう。

 

小麦粉をまぶして卵液を付けたら、 行き着く先はパン粉しかないわけで。
そしたらもう当然、揚げるしかないわけで。 あっ、微妙…。

 

柿フライ。…ええ、カキフライです。期せずして出回る時期が本物と同じですね。

いやあ、これは判定が難しかった。トロッと温かい部分がどうしようもなくダメな感じなのだ。甘みのあるタイプならさらに甘みが増しておいしくなったかもしれないが、これはまだ若くて固い。固いといっても火を通したからトロッとなっていて、トロッとなるからには甘みを増しなさいよ!と説教のひとつも垂れたくなるような味覚というか…。思い切って、砂糖をかければ良かったのかもしれない。

パン粉と近接した部分はサクサクとおいしく食べられただけに、小さくカットしたものを串に刺していたら、また違った判決が下されたことだろう。

この勝負、保留とさせてください。

 

あとはもう普通に食べようか

これほどまでに内容が二転三転するとは思ってもみなかった。まず渋柿の衝撃が強烈すぎて、あれでいろんなもの(頭のネジとか)が吹っ飛んでしまったような気がする。

もしも機会があったら、是非食べてみることをオススメします。一度でもあれを食べたなら、渋みの基準が大きく揺らぐことだけは間違いありません。

柿は、実を鳥などに食べられないように、しっかり種が出来るまで渋み成分を出し続けるらしいのだが、それにしたって自然界にこれほどまでに強烈な味が存在したのか! と本当に感心させられた。

あ、ちなみに渋みの成分はタンニンだそうですよ。

で、これは一般的に「甘柿」と呼ばれる種類らしく、渋みは少ないのだそうです。
勉強になりました。あと14個!

 

 
 
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