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はっけんの水曜日
 
憧れのきのこ狩り入門

ウラベニホテイシメジとヒラタケのスパゲティ

先週のきのこはきのこ鍋でいただいたが、今週は洋風料理にチャレンジしてみよう。といっても全部適当だが。

まずはウラベニホテイシメジとヒラタケのパスタ。どちらももちろん天然もの。作り方は、まあ普通のきのこのパスタと同じである。

きのこ図鑑によると、ウラベニホテイシメジは苦みがあるので茹でこぼしてから料理しろと書いてあったが、面倒なのでそのまま炒めてしまった。


きのこが微妙においしくなさそうな色ですね。

熱いうちに食べてみると、なんとなく苦いかなという気もするが、それ以上に旨みが強く、食感もいい。なるほどこれはおいしいきのこだ。

ああ、きのこを食べていたら、またすぐにでもきのこ狩りにいきたくなってしまった。

 

ノウタケとハナビラニカワタケのスープ

ここから先、読んでいただいた方の中で実際に作る機会がある人は1%以下だと思いますが、異国の珍品料理だとでも思って、優しい目で読んであげてください。


まず軽く茹でたノウタケの皮を剥きます。 全部剥くと、これがなんだかわからなくなります。パン生地ではないです。

バターでベーコン、タマネギをよく炒め、刻んだノウタケとハナビラニカワタケを入れて、塩と胡椒で味付けして炒めます。 水を入れて煮込みます。コンソメとかは入れません。

はい完成。クルトンみたいなのがノウタケです。

これが眉毛が1センチ上がるほどにうまかった。味付けは塩と胡椒だけにしたのだが、きのこから十二分にうまいダシが出ており、とても完成度の高い濃厚なスープになっている。

ハナビラニカワタケの歯切れのいい食感と、ノウタケのおいしいスポンジみたいなフニャッとした独特の食感のコントラストもまた楽しく、半分シャレでつくったとは思えない味である。

 

カラカサタケの天麩羅

最後に残ったきのこはカラカサタケ。このガリバーな大きさを活かして、塩水につけて虫出しをしたら、衣をつけて丸ごと天麩羅にしてみた。ぜんぜん洋風じゃないけれど。


ヒダが新聞紙みたいな質感をしている。はっきりいってまずそうだ。 なんだか天麩羅をつくっている気がしない。

中華鍋がジャストフィット。 見た目はシイタケの天麩羅と変わらないですね。いやどうでしょう。

カラカサタケの天麩羅、完成。Mサイズのピザみたいだ。携帯が小さく見える。

これはさすがにまずいかなーと思って食べたのだが、安物のシイタケなんかよりよっぽどおいしい天麩羅だった。

パッサパサだったカラカサタケだが、天麩羅にすることでどこにそんな水分を含んでいたんだといいたくなるほどにジューシー。

若干のほこりっぽさはあるものの、そんな細かいことなんてどうでもよくなる圧倒的なボリューム感が、食べていてとても楽しい。まさにエンターテインメントな食べ物である。


どこかの名物料理になりそうな存在感。仕入れが安定しなそうだけど。

久しぶりにチャレンジングな料理ができて、今日はとても満足です。

私はあまり物欲がないほうだと思っていたのですが、今日一つ欲しいものができました。それは山。

お金持ちになったら、きのこがいっぱい生える山を一つ買おうと思います。

今後も続けていこうと思います

2回に渡って楽しんだきのこ狩りでしたが、やはり知らずに毒きのこを手にすることがとても多く、一人で楽しむにはもうしばらく修行が必要なようです。

きのこ狩りはとてもリスクの高い遊びですが、きのこの勉強をいっぱいして、なるべくそのリスクを下げて、じっくりと楽しんで行こうと思います。

自ら進んで勉強をしようと思っている自分に、正直驚いています。

来年は憧れのタマゴタケをとりたいな。

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