全国各地のB級ローカルフードが一堂に集まる「B-1グランプリ」。2008年11月1日・2日、その第3回目となる大会が福岡は久留米市で開かれた。
八戸で開かれた第1回大会には、当サイト・ウェブマスターの林さんが行っている。その時のレポートを読んで、 「なるほどこんな感じかぁ。」 と思って行ってみたら、2年前とはまったく異なる、壮大なスケールのイベントと化していたのだった。
(T・斎藤)
午前9時から食券の販売が始まるというので、がんばって朝7時前に家を出て、9時11分久留米駅着の電車に乗って来た。が、会場に着くやいなや、激しい“出遅れ感”が私を包む。なんだ?!この凄まじい人の列は。
不景気とか世界同時株安とかそんなの関係ねぇ、と言わんばかりの行列。いや、不景気だからこそ、人々の関心は安くてうまいB級グルメへと向っているのかもしれない。
この時点で私は事前に計画していた通りには食べられないであろうことを覚悟した。
今回お目見えするローカルフードは以下の24品。 名前を見ただけで、「あっ、それ知ってる!」と思うものがいくつもあった。
まず第1回、第2回とグランプリを取ったという「富士宮やきそば」は是非食べてみたい。「黒石つゆやきそば」のソース味のスープというのも想像がつかず気になる。生姜醤油で食べるという「姫路おでん」も食べたい。ホルモン大好きな私としては「厚木シロコロ・ホルモン」はニンニク味噌をつけて食べるという説明を聞いただけでもたまらない。開催地である「久留米やきとり」も外せないだろう。カレー大好きなんで、3つ出品されるカレーの食べ比べというのも興味深い。でもカレー3皿はさすがに腹に厳しいだろうか?「たまごふわふわ」「とうふちくわ膳」といった変り種も気になるところだ。ネーミングからしておかしい「ゼリーフライ」「せんべい汁」ももちろん食べてみたい。む〜ん、悩ましい!
ちなみに上の表でリンクが張ってあるのは、当サイトの記事で過去に詳しく取り上げられていたもの。いかに当サイト・ライター陣がB級グルメ大好きかが伺えよう。
●今回のゲスト
三崎さんは自身のことを、「精進料理に出てきた、ウナギの蒲焼きに似せて作った豆腐を最後まで本物のウナギだと思い込んでいたほどの味オンチ」と言われていた。が、私もかなり大雑把な舌の持ち主。負けてないと思う。いや、そこで勝負してはいけない。
というわけで、以下、あまり細かい味のレポートは期待しないで頂きたい。