これ、カッコイイと思いませんか。金属製のゴツゴツした質感と、びっしり書き込まれた目盛り。正円のレンズ周りはクラシックな印象で、スチームパンクにでてくる発明家がこんなゴーグルをかけていそう。そのかっこよさときたら、せっかく冒頭でもったいぶってかけたモザイクも、おもわず外してしまうほどだ。
僕はこの眼鏡がずっと気になっていたのだが、ネットで調べようにもそもそも名前がわからず、手が出ないでいた。しかし先日、別の調べごとをしているときにたまたま名前が判明。「検眼枠」(またはトライアルフレーム)というらしいのだ。
よし、糸口はつかめた。その後トントン拍子に調査は進み、2件の取材先にアポイントを取り付けることができた。あの眼鏡をじっくり見てみたい。そんな10年来の夢がやっと叶うのだ。 |