お店で飲む生ビール。おいしさのあまりついつい飲みすぎてしまいます。秋もだいぶ深まり、寒い夜も増えてきたというのに、ビールの量はまったく変わりありません。会社の健康診断も近いというのにこれでよいのでしょうか。 そんな思案の結果できたのが、生ビール早酔いアタッチメントなのでした。
(櫻田 智也)
生ビール早酔いアタッチメントとは
ビールを飲む人すべてにあてはまるかはわからないのだが、ぼくは家で飲むビールとお店で飲むビールとでは、飲める量がぜんぜんちがう。家だとレギュラー缶2本くらいでそれなりに満たされてしまうのだが、
今日は2缶で充分です
お店だとジョッキで4杯5杯は望んで飲んでしまう。
お世話になってます
もちろん雰囲気とか、でてくる料理だとか、そもそもビールの味が違うといった要因があるのだろうが、今回着目したのは、「缶ビールの飲み口」だ。
これよこれ
ひとりで缶ビールを飲む際、ぼくはグラスに注がず缶から直接飲むことが多い。その場合、ひと口で入ってくるビールの量は、飲み口の大きさ(というか小ささ)によってどうしても制限されてしまう。そのことと、少ない量で満足してしまうこととの間に関連があるのではと閃いたのだ。
であれば逆に、生ビールのジョッキに缶の飲み口のようなアタッチメントを装着させることで、お店でも少ない量で済ますことができるのではないかと考えたのだ。 なんと身体と財布にやさしいアイディアであろうか。はやくも喜びのあまりむせび泣いてしまいそうだ。
アタッチメント製作
なんとなく、読んでくれている方々の「あ〜」という声が聞こえた気がする。
「あ〜あ」という声も聞こえた気がする
居酒屋さんでジョッキの径をはかったところ75 mmだった。そしてホームセンターでいろんなサイズのタッパーの径をはかったところ、ほぼこれと同じものがあったのだ。これはもう、使うしかないだろう。
そしてついに、
できた
できたって言っちゃったよこの人。
この企画を思いついてから3週間。いろいろ手法を考えて最終的にたどりついたのがタッパーの蓋である。 ウェブマスターの林さんに企画案を送った際の返信にあった、「発明っぽくするのもありですね」という言葉を思いだす。まさかここまで発明っぽくならないとは。 せめてヤスリくらいかけてはどうなのか。