今回のきっかけとなった、おじぎを電気にしてみた過去の試みを、いまの計測方法でやったらどうなるだろう。
古い計測方法で分からなかったことが最新技術を使うと明らかになるという話はよく聞く。
前回計測したのと同じ場所で(実はまったく意識してなくて写真を見て気づいた)またおじぎを計測してみた。
前回のは0.6Vだったので約3倍のパワーアップ。
とかじゃなくて計り方が変わったからだろうだけど、おじぎがパワーアップすると強力に発電したらおもしろいと思う。
おじぎをしてたら喉が渇いたのでなにか飲もう。もちろん発電量を調べながら。
あとちょっとで一本分なのに惜しい。
あと飲みながら目盛りが動く様子は車にガソリンをつぎ込んでるみたいだ。ちっとも満タンにならないけど。
この記事のタイトルは「日常の動作を電池に換算する」だが、自分の中の日常の動作ストックが尽きかけてきたので、非日常の動作も電池に換算するのもいいんじゃないか。
そういう提案を自分自身にしたところで、パンチを電池に換算してみます。
パンチはおじぎより少なかった。発電量という土俵ではおじぎ>パンチ。
現実におじぎで戦うことは出来ないが、パンチではなくおじぎで敵を倒す映画があったら見てみたい。
計測の対象を日常的な動作に戻そう。今度はウォーキング。
近年、床の上を歩くだけで発電する「発電床」というものも出てきてるらしいから、歩くことと発電することはひょっとして近いんではないか。
これは一歩踏み込んだときの数字なので、二歩歩けば電池一本分の価値。それはすごい。
しかし以前の「日常の動作を金額に換算する」記事中では一歩の価値は0.06円と書いた気がする。そうすると電池の一本の価値は0.06円になっちゃう。
たぶん以前の記事が間違ってるんだと思います。
筋トレがかなりの発電量だったので、自分の中では同じカテゴリーのスポーツ系動作も大幅な発電量が期待できそう。
十数年ぶりにボールを蹴ってみた。
まったくの蹴りの素人がやってこれなので、プロのサッカー選手がやれば60本分ぐらい簡単に発電してそうだ。
ちなみに俗に言う稲妻シュートが雷並みの電圧をもってるならばその発電量はだいたい1億ボルト。電池換算で6千666万666本分にもなる。なんか分からないけどそれはすごい。絶対止められない。
最後はボールを投げた時の発電量を計測してみる。これまた十数年ぶりで、まったく日常的な動作じゃないがおおめに見てください。
いままでの発電経験からいってこれは結構発電しそうな気がする。
今回の中で最高値をマーク。球を投げることはもはや電池を投げてるようなものだ。それも2.6個の電池を。
きっとゴリラがフンを投げる動作とかは相当すごい発電量をいってる。
思い付く限りの、というより発電ギブスがまともに使えそうな日常の動作をだいたいやり尽くしたので(発電ギブスのキャパシティは小さい)、結果をグラフにしてみました。
こう見ると群を抜いて投げる動作の発電量が高い。
また投げる動作はおじぎ二回分、麺をすする動作の8回分に相当することもグラフにすることではっきり分かる。
ここでも投げる動作が目立つ。電池は2個パックがだいたい180円ぐらいで売ってるので、逆算すると投げる動きは200円近い価値があることになる。
その計算にどういう意味があるのか分からないが、なんだかすごいお得な気がする。これからは投げていこう。