植物の血液型…。
Ａ型は、まだよく分かっていないそうだが、Ｏ型はダイコン、カブ、ブドウ、イチゴ、キャベツなど。
ＡＢ型はソバ、スモモ、バラ、コンブなどだそうだ。
皆、メジャーで美味しそうな植物だ。
でも、Ｂ型はセロリ。
独特な香りの、嫌いな人はとことん嫌う、個性派の野菜、セロリ。
「セロリはＢ型」と言われると、「なるほどね」と納得してしまうから不思議だ。

そこで今回、B型同士、話し合えたらいいなと思い、とある植物語翻訳マシーンを入手した。

植物感情センサー PLANTONE（プラントーン）。
発売が1999年頃と古いので、オークションで探したら、かなりのお手頃価格で入手出来た。
植物にも感情はあるのだという。その植物内に流れる微弱な電流を計測して、それを音と光に変換してくれる、というシロモノ。

基本、植木鉢専用マシーンなので、フラワーアレンジメント用のスポンジ、オアシスを土台に使用。

近所の八百屋さんで購入した、新鮮セロリを立たせ、

マシンを装着。

会話してみた。

＜書き起こしダイジェスト＞

---初めまして、人間の、血液型Ｂ型の大塚と申します。セロリさんもＢ型だと伺いまして、植物のかたにお話を伺うのは初めてなんですけど…この場をもうけさせていただきました。宜しくお願いします。
「＊＊＊＊＊＊＊＊＊」
---やっぱりこういうクセのある植物に生まれて、好きな人は好き、嫌いな人は嫌い、っていう身について、抵抗あったりするんですか？
「＊＊＊＊＊＊＊＊＊」
---セロリさんも、実際、すごく美味しい野菜なわけじゃないですか。結果を出してるのにも関わらず、味ではない部分で嫌われるっていうのは、不本意な部分がありますよね？
「＊＊＊＊＊！！　＊＊＊＊＊＊！！」
ですよね！
（迫害されていると）戦いがいがありますよね。セロリに生まれて良かったー、というか。
…こんなことを言ってはアレなんですが、このインタビューが終わった後、私はセロリさんを…食べるわけですが。
「＊＊＊＊＊！！　＊＊＊＊＊＊！？」
あの、でも食べるということで、セロリさんをリスペクトしているつもりなんです。でも、それで、正しいですよね？
「＊＊＊＊＊＊＊＊」
分かって頂けて嬉しいです…。
セロリさんがＢ型ってことで、実際、親近感を覚えてるんです。これからも八百屋さんに行くたび、セロリさんを見るたび、「ああ、Ｂ型なんだな」と思いながら眺めると思うんですね。B型を意識されながら食べられるというのは…、
「＊＊＊＊＊＊＊＊！！」
プライドとして、持ってらっしゃるんですね。ですよね。
恐縮なんですが、お互いＢ型として頑張っていけたらと思います！