先の餅ゲットマシーンを鞄に詰め込んで祭りの会場に来た。
この「ふるさと百餅祭り」は初めて来るのだが、地域の祭りを表彰する「ふるさとイベント大賞」で優秀賞を得たという道内では結構メジャーな祭りだそうな。
この臼に錘のような杵を引き上げては餅に落としてつき上げるヨイトマケ方式という餅つきが行われる。
ちなみにこの臼、樹齢約450年・直径2.4m・高さ2.5m・重さ4トンという世界一の大きさ。子供なら臼の中で相撲がとれる。
それでは餅まきの前に百餅もちつきをどうぞ
今回の祭りに来た主な理由は餅まきだが、祭りのメインは60kgもの餅を世界一の臼でつき上げる百餅もちつきである。
餅まきが始まるのは餅をついた後なので、それまで百餅もちつきをご覧ください。
叩きつぶすように餅をつく
餅を返すと次はいよいよ巨大な杵の出番。
杵は分銅のような形をしており、それを観客が綱で引っ張って持ち上げ祭りのうちわをもった人の合図で落とすという、ステージと客が一体となったグルーブ感のある餅つきであった。
この杵が叩きつける力は相当なようで、杵が落ちるたびに餅のかけらが客の方に飛んでくる。
スケールがでかいので感覚が麻痺してるが、飛び散ったかけらでも普段食べてる餅一つ分ぐらいある。それが道路に落ちても誰も何とも思わないのから祭りはいい。
これで百餅もちつきは終了。この餅はおしるこにして客に振る舞われるそうなので、僕も食べようと思ったらびっくりするほど並んでてあきらめた。冬にモスバーガーで食べます。
ところでここまで見てくれてる方は本来の目的を忘れてないでしょうか。
実は僕自身もそのときうっかり帰ろうとしそうになって、やけにでかい紙の入ったカバンを見て「立ってるだけで餅まきで餅ゲットできるか」をしに来たのだと思い出した。