ドキュメント「白川さんとマリモ」
白川さんがマリモと初めて出会ったのは小学校2年生のころ。北海道旅行に行ったクラスメイトが休み時間中自慢げに見せてくれたのだそうだ。小瓶に入ったマリモのキーホルダーを白川さんは当時うらやましく思った。
そして、十年以上の時を経た今、あのマリモが自分の手の中にある。「それも自分の家でとれるとは…」と感激もひとしおである。
「パソコンを買ってよかった…」と語る白川さん。うん、よかったな、白川さん。「猫のかざりのキーホルダーみたい」とうれしそうに言ってくれる白川さんの手のひらには、丸まったパソコンのホコリが輝いていた。
白川さん、それホコリですよ!
もちろん白川さんもこのサイトの募集を見てご協力いただいてるので、限りなく優しい人だということはわかっている。けども、どうだ。こう、一歩身を引いておいてどうだドーン!だ。
この夏はロックインジャパンフェスに行ったというあかぬけた若者がホコリを愛しそうに手のひらで転がす姿はどうだドーン!と自慢したくなる。む、いい企画になってきたかもしれない。 |