この時期、ナスやキュウリに棒を刺したものを見る(右のイラスト)。
いや、本物はあまり見たことがないが、季節をあらわすイラストや写真などで見たことがある。あれはお盆に帰ってくるご先祖が乗るためのものである(精霊馬というらしい)。
お盆に帰ってくる親類は新幹線で来るが、ご先祖はナスに乗ってくるのだ。
ご先祖が乗ってくるナスももうちょっとハイテクにしてさしあげてもいいのではないか。(林 雄司)
ナスを歩くようにします
勢いよくハイテクとは言ったが、歩くようにしたいだけである。自走式の精霊馬である。モーターとギヤなど組み合わせればなんとかなるだろう。
少し前、4本足歩行の工作本も買ったのだ。
読むと約四半世紀前の記憶がよみがえる。中学生の僕には難しくてここに載っている工作のひとつしかできなかったが、大人のいまとなっては問題ないだろう。わはは。
中学生のおれ、えらい。
よく作ったと思う。
そこで耳寄りなお知らせがあるのだ。この本の著者が監修した工作キットがタミヤから発売されているのだ。今回はそれをベースに改造することにしたい。25年経つとこんな便利な世の中になるのだ。25年後はiPhoneもきっと20円ぐらいで売っているだろう。
足を割り箸に
手順は
・メカキリンのキットに入っていた足の部品を割り箸で作る ・ナスをくりぬいて電池などが入るようにする ・ナスをメカキリンの上にのっける
という驚きの3ステップである。記事としては簡単すぎるきらいもあるが、みなさんにやっていただくとしたら簡単なのはいいことである。いま自分を納得させました。
ナスはインテリア用の置物を利用
ナスのくりぬきに2時間、割り箸の加工に1時間(割り箸の加工に使える工具を探すのに1時間、途中でテレビ見ちゃって1時間)など意外に時間がかかりながら完成。
ありかも
お盆のお供え品を工作してしまったのでなんとなく罰あたりかも…(もしくは身内に怒られるかも…)と思ったが、よく考えたら僕の身近な先祖は父であることに気付いた。であればぜんぜんありだろう。もっと変わったものを作っていたので(リンク→「ハイテンション田舎暮らし」)。
お盆に工作、来年はラジコン化で。