4と書くところを2と書いてしまい、線を足して無理矢理4にすることがよくある。
その場合はなんとかごまかせてる(と思う)からまだいいが、 他の数字の場合はどうだろう。1をごまかして7にするのは出来そうだが、 8にごまかすのは無理そうだ。
そういうのを全部試してみて、出来る出来内を表にしたら便利だと思う。
なのでどの文字がどの文字にごまかすことが出来るのか調べてみた。 ただし今回調べる文字は、ひらがなや漢字は多すぎるので数字とアルファベットの二つです。
(小柳 健次郎)
マス計算みたいなチェック方式
まず数字のなかでごまかせる文字を探していく。その効率的な方法としてこんな紙を用意した。
これでどうやってごまかせる数字を調べるかというと、
こんなふうにプリントされた数字に線などを書き足してごまかしたい数字に出来るかどうか、一つずつ調べていくというわけです。
いくら考えてもごまかせない数字には、こうやって赤いバツマークを付けていく。これが最終的に真っ赤にならないことを祈りながらやっていきます。
1はかなりごまかせる。2も割とごまかせる
そんな調子で一気に2の段までやった。
1は縦棒一本だからかやはりかなり多い。3と8以外はなんとかなった。
それで2はごまかせる数字は3、4、8の三つが存在した。でも相当苦しい。ごまかせたとしてもものすごく数字を書くのが下手な人に見られるのは確実だ。
あと1を2にするのも厳しい。どれぐらい厳しいかというとこんな具合です。
3、4、5、6で一気にバッテン率アップ
この後3から6までやってみたが、ここから急にごまかせなくなってきた。どのくらいダメだったかはとりあえず置いといて、まずはごまかせた数字を見てください。
3、4、5、6の中でごまかせた(それもかなり無理のある)数字は上記の5つのみ。表には一気に赤バツが増えてしまいました。
7は意外とイケます
紙が俄然赤くなりだしたところで残りは7、8、9の三つ。4や6がダメだっことを考えるとさらに望み薄な数字だ。
でも7をやってみるとこれがなかなか懐の深い数字で、結構いろんな数字にごまかすことが出来た。
以上の5つの数字にごまかせた。これは1に次ぐ多さ。そういえば1と7は形が似てる。そこら辺何か関連性があるのかもしれない。
ちなみに8と9は案の定ほとんどダメで、8は全滅、9はかろうじて8に出来た程度でした。
最終結果発表
恐れていたようにかなり真っ赤になってしまった。90個の数字のうち24個のごまかせる数字があったわけだから、90点満点のテストだとすると相当少ない。
この結果を参考に、書き間違えた数字とごまかせる数字の関係を表にしてみました。
ごまかせる数字の数は少なかったが、こうやって表にすると1のごまかせる数字の多さと、ほとんどの数字が8にすることが出来るという真事実がハッキリ現れた。
これからは別の数字を書くときに間違えて1を書いても、取り返しの付く可能性は高いからあきらめなくていい。
そしてもし8を書こうとして違う数字を書いてしまっても、大抵の数字は8になるので修正液で直さなくたっていいんだ。
71320を47836に
ちなみに上の表を参考にするとこんな致命的な失敗も取り繕うことが出来ます。
でもごまかせる数字の数は少ないので、なるべくなら間違えないほうがいいです。
次はアルファベットを調べました。