「ほそいさんに是非行ってきてほしい店がある」 「ここ行ってみたら?」 「お土産買ってきて」
今年に入ってから、示し合わせたように数人の知人からすすめられた店がある。
その名は「平翠軒」。岡山にある「おいしいもの屋さん」だそうだ。 そういえば、テレビや雑誌でみたことあるぞ。 なにやら物凄い量の食品で埋め尽くされた店だった。
おいしいものを求めて、岡山は倉敷まで行ってきた。
(ほそいあや)
倉敷に着いた
倉敷の美観地区は代表的な観光スポットで、歴史のあるつつましやかな街並みが美しい。
逆になんでもある街という雰囲気は皆無。 そのおいしいもので埋め尽くされた店は一体どこにあるのだろうか。
店内のようす
店に一歩入ると圧巻。聞きしにまさる膨大な商品の量だ。なんだこれは。
エントランスの主張のなさとはうらはらに、混沌の世界が広がる。しかも全部食べ物みたいだ。
あと、中の人数が外を歩いている人の割合と合わない。倉敷、こんなに人居たんだ、と思ってしまった。
とりあえず奥へと行ってみよう。
店まるごとください
ちょろっと流して見ただけでも興奮してしまうラインナップ。見たことも聞いたこともない食べ物がズラリ。 店内はわりと奥行きがあり広いにもかかわらず、隙間なく食品が敷き詰められている。 岡山すげー。倉敷すげー。東京にこんな店ないよ。
一部ですが、お店を一緒に徘徊している気持ちになって商品の数々をご覧ください。
大興奮してばかりではだめだ。いったいこのお店の正体はなんなのか。店主はどれだけ珍味好きな人物なのだろう。それを突き止めなければ。珍味選びはそれからだ。
忙しいところ時間を作っていただき、平翠軒のご主人にインタビューをさせていただいた。