働いてお金を稼ぐということをとても大雑把に言うと、身体を動かすことだ。そこまで大雑把に言わなくても、なんらかのエネルギーを生み出してると思う。
だから普段生活している中で寝たり食べたり歩いたりしてかなり動いているが、その動きをお金に換算すると実は結構なお金になるんじゃないだろうか。知らない間に大金を稼いでるんじゃなかろうか。
ひょっとしたら億万長者になってるかもしれないので、日常の動作をお金に換算してみよう。
(小柳 健次郎)
一駅歩いて一歩の価値を割り出す
まず自分の一歩の価値がいくらなのかを調べたい。
じゃあそれはいったいどう割り出そうかというと、電車賃を基準に考えたいと思う。
たとえば札幌駅から隣の桑園駅までの電車賃は160円なので、その距離を歩くことは160円分の価値のある行為といえる。
だから駅から隣の駅までの電車賃をその距離を歩いたときの歩数で割れば、一歩の価値が分かるはず。
例として駅から隣の駅までの電車賃が160円でその距離までの歩数が500歩だとすると、
160÷500=0.32円(一歩の価値)
というように一歩の価値が求められる。
ではさっそく札幌駅から隣の桑園駅まで歩いて歩数を調べ、僕の一歩の価値を出してみよう。
札幌駅から桑園駅までの電車賃は160円なので、一歩の価値は、
160÷2686 = 約0.06
ということで、
これは安いのか高いのか判断に迷うところだけど、でも一万歩歩いて600円儲かると思えば、ウォーキングを趣味にしてもいいかなと思う。
あとこの計算方法だと脚の長い人ほど一歩の価値が高いことになる。やっぱり脚の長い人が有利な世の中です。
同じ方法で自転車の一漕ぎを計算する
一歩の値段が分かったところで次は自転車のペダルを一回漕ぐ値段を計算しよう。
方法はさっきと同じ。しかしペダルの回転数を数える機器を持ってないので頭の中でずっと数えることにする。
ただ左のような写真をうまくいくまで何回も撮っていたらペダルをどれだけ漕いだか数えるのをいきなり忘れてしまった。
これを計算して一漕ぎの値段を導き出すと
160÷750 = 約0.2
よって、
歩くよりも漕ぐほうが価値のある行為だった。しかも倍以上の値段。
たまに2時間以上のサイクリングをすることがあるのですが、これからは程ほどにしようと思います。自堕落になりそうで。