一体どうしたというのだ!?
「金色のおじいちゃんが鬼をひきつれて楽しそうにこっちに迫ってきています。それはピカピカのおじさんです。」こんな文章が英語の教科書に出てきたらどうするだろう?
とまどうだろう。勉強どころでないだろうし、偏差値が下がるだろう。このままだとお母さんに怒られるだろう。
そして今はそれが英文どころでなくて現実に起こっている。
どうしよう。僕はどうしよう、と思ってとりあえず絶望した。絶望とはちょっと違うかもしれないが、ガーン。と目の前がまっくらになった。
多分お母さんに怒られるくらいではすまない、退学処分だ、とそのときの僕は思ったのではないだろうか。 |