というわけで
僕も多摩から上京するたびに、

つい都庁に行ってしまいます。

で、そんな都庁には
エレベーターで
とちょーんと上り詰めた
最上階に
展望室があるのですが、
そこは
ほぼ360度四方が窓で囲まれた
見事な展望スペースになっているのでございます!!

そんな夢の楽園では
展望客の誰しもがみな、
顔を上げた視線の先に広がる
東京が一望された大パノラマに
「あら渋谷だわ」
「あら池袋だわ」
「あら富士山だわ」
と
興奮MAXに達してしまうわけですが、
その一方

「あら多摩だわ」
「いやあっちが多摩だよ」
「いやこっちが多摩よ」
と
多摩をめぐってカップルが問答する
微笑ましい一幕も。

それはそれは
高所ならではの風景に
みんなして
見入っているわけですが、
そんな人々のありきたりな行動に逆らい、

▲一人怪しげに視線が下向きなヨシダ氏
ふと
首を下げ
視線を下ろし
その下方に目をやると、
なんとそこには!!

たくさんのなにかを切り刻んだ傷跡が!
で、よく見たらこれは
そこに刻みこまれたのはなんと
落書きだったのでしたっ!!
展望室の窓の
ふもとにあたる窓枠スペースには、
都庁からの絶景に
興奮してしまった人々による
たくさんの落書きが
刻まれていたのでした!!
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