ロボフトはアメリカンフットボールと名は付いているが、見ての通りぜんぜんアメフトではない。アメリカンでもフットでもない。それでもアタリの激しさだけは本物のアメフトクラス。
ロボット同士のぶつかり合いがもの凄く激しい。選手達自作のロボットの動きはびっくりするほど素早く、さらに金属製のため、ぶつかるごとにガシーンガシーンとド迫力の衝撃音。
今回取材をさせていただいたチームの顧問の先生によると、試合でロボットが故障したりするのは当然で、バッテリー(リチウムポリマーがトレンド)が発火したりすることもあるらしい。本物のアメフトでも選手が故障することはあってもさすがに発火はしないぞ。
試合時間は3分(決勝のみ前半3分、後半3分の計6分)と短いのだが、確かに相当タフなロボットでなければ、3分という短い試合でも生き残ることはできないであろう。選手達は知らないと思うが、私が子供の頃に夢中になっていた“プラレス3四郎”というアニメを思い出して勝手に熱くなった。 |