最近またマジックが流行ってるらしい。一昔前のMr.マリックによる超魔術ブームから、現在は至近距離でやるクローズアップ・マジックへ。その手の本や教室も増えているそうだ。絶対モテるもんなー、手ぶらで出来るし。
ある友人から「携帯のカメラを使って幽霊を出す」という手品のタネを聞いた。昔からある手品らしいが、携帯を使うというのが今っぽい。そのタネを使えば幽霊以外も出せそうなんだが?
(大坪ケムタ)
さっそく幽霊出す方法&タネを
自分が聞いたのは「携帯カメラで幽霊を撮る」という手品。必要なのは普通のカメラ付携帯、もしくはデジカメ。それで手品師が撮ると、自分の横に「霊っぽい何か」が写るという。ほんとかね。
まずカメラに仕掛けがないということを示すために、手品師のを使うのではなく、相手から携帯電話を借りる。
そして渡した側に目をつぶってもらい、手品師に写真を撮ってもらいます。
ピコリ〜ン、だかピヨヨ〜ン、だかシャッター音が鳴って、携帯を返すまでわずか10数秒。さらに数秒の保存時間の後、そのモニターに映っていたのは‥。
一体どんな仕掛けが?手品師は霊媒師?エクソシスト?それともオーメン?(オーメンは職種じゃありません)胸からなんか出てる感じがエクトプラズムみたいで怖ぇ!「胸に影が出てます」ってこういうの?とりあえず健康ドック行かなきゃ!と慌てふためく俺。
なんて茶番はさておき、ではさっそくタネ明かし。
撮る時に目をつぶらせるのがポイントですね。フィルムが小さいのでポケットなんかに隠しやすいし。こうした透明フィルムを使う手品は昔からいろいろあるそうですが、相手の携帯カメラを使うところが信用性高めるしその場で撮ってその場で見れて驚きも2倍!
ただこの手品をやろうとすると、携帯カメラのレンズが小さいので、レンズ内に収まるような小さな絵を描くのが大変。しかし最近はこういうのがある。
ペンで携帯カメラサイズに書くのは大変ですが、プリンターで出せば楽勝。といっても、幽霊風写真で見れば分かるとおり、レンズの目の前に出すだけにあまり細かい絵は描けないし、描けてもボヤけちゃう。それを頭に入れてから描いた方がよさそうです。
さてタネが分かったところで、幽霊以外にもいろいろ出してみよう。アレとかコレとか。