ここから生卵の圧勝が続きます。
挑戦者2 サラダ
初戦のギョウザを軽く破った生卵はここから快進撃が続く。
まずはサラダ。対ギョウザ戦で、肉モノは駄目か、と思ったので、対戦カードに野菜をぶち込んでみた。
結果は見事生卵の勝利。シャキシャキのサラダもうまいが、卵の汁が少ししみ込んだサラダもなおうまい。味にコクが出る。ドレッシングよりは栄養価が高そうだしこの生卵ドレッシングははやるかもしれない。
自分が初めてこの組み合わせを指摘したみたいに書いてますが、そもそもシーザーサラダとかには半熟玉子が乗ってますよね。
ただ、時間がたって水気がなくなったサラダにはちょうどいいかもしれません。
結果
生卵 (V.S.サラダ)
(9−1、生卵の勝ち)
決まり手: 今まで気づかなかった新食感。 |
挑戦者3〜8 漬物一式
生野菜はOKだ。では漬物ならどうだろう。漬物ってもう完成されているようなところがあるから、生卵が加わったらちょっと味を邪魔してまずくなるんじゃないだろうか。
スーパーで漬物盛り合わせを買ってきた。卵にとっての難敵を探すことは思った以上に大変な試合が予想されるのでここでまとめて6種類の漬物を用意してみた。結果は以下の通り
結果
生卵 (V.S.白菜漬け)
(9−1、生卵の勝ち)
(V.S.高菜漬け)
(8−2、生卵の勝ち)
(V.S.カブの漬物)
(7−3、生卵)
(V.S.きゅうりの漬物)
(7−3、生卵)
(V.S.たくあん)
(7−3、生卵)
(V.S.ナス漬け)
(7−3、生卵)
決まり手:(白菜・高菜)あ、これ食べたことある、という既食感。(カブ、きゅうり、たくあん、ナス漬)居酒屋で出てくるナス漬けを思わず小皿のしょうゆにつけてしまいたくなる感覚。不要と言われれば不要だが、別にあって邪魔するものではない。 |
恐るべし、卵のバイタリティ。まず前半2つ。白菜と高菜はどこかで食べたことのある味だった。卵かけごはんの朝定食の味だ。卵の味を口の中に残しつつ漬物をむしゃむしゃ食べる感覚。うまいですよね。
後半の4品に関しては確かに不要と言われれば不要である。しかし、ありかなしかで言えばありだ、という感想だった。居酒屋でなすの漬物が出てきたとき、僕はいつももう味がついているのにさらに醤油で味をつけたくなるのですが、あれと同じ味がした。強敵漬物の前にも一歩も引かない生卵であった。
挑戦者9 キムチ
日本の漬物が全敗ならお隣韓国の漬物、キムチはいかがだろう。癖があるのでなかなか手ごわいのではないか、と思うが・・・。
結果
生卵 (V.S.キムチ)
(8−2、生卵の勝ち)
決まり手:キムチが苦手な人でもこれなら食べられるのでは? |
人それぞれ好みはあるだろう。僕はこの場合、卵に漬けることによって味がマイルドになって、キムチ独特のパンチが弱くなっているような気がする。しかし、キムチが苦手というひとなどはこの方法が有効だと思う。結論として決してまずくはなっていないから今回も生卵の圧勝である。
よく冷蔵庫の中で長いこと食べてなかったキムチが酸っぱくなっていることがあるが、あれを食べる時にこの卵漬けはいいと思う。またしても実用的なポジションを見出したたまご。
僕も人間として卵のような存在でありたい。どこに絡めても主役を邪魔せず、かつ自分のよさをきっちりアピールできる存在に。 |