甘い飲み会とは

ひたすら甘いものをつまみに酒を飲み、
どの組み合わせだったら○とか×とかジャッジする。
そんな会に今回集まったのは、「男パフェ」「男パフェ３」の時に登場頂いたこの４人。

・おいおい、スィーツ系を吟味するのになんでおっさん４人なんだよ？
・女性の知り合いはいないのか？
という声が聞えなくもないが、わいわい、キャッキャッという浮ついたムードなどではなく、ダンディズムに酒の肴としてスィーツを考えたいと思いこのメンバーにした次第である（理由テキトー）。

一次会

最初に訪れたのは長崎は浜町アーケードにあるサン・ウミノという喫茶店。今どき珍しいくらい、いかにもクラシックなスタイルの喫茶店だ。

パフェなどのスィーツ系が豊富で、酒もいろいろ種類があるところが、甘い飲み会の会場として相応しい。手ごろなところではファミレスだが、今回はファミレス以外のところで選んでみた。

まずは普通にビールで乾杯。
よく冷えたビールが無性に美味い。
ここまでは至って普通の飲み会だが、
その後出てくる料理が…

違和感なし

さて、食い合わせの感想は、これが意外にもまったく悪くない。違和感ゼロ。いやむしろ、相当イケる。

ビールが炭酸入りの冷たいお茶という感じなのだ。喉ごしスッキリ。そういえば、ドイツではビールをお茶の代わりに飲むと聞いたことがある。こういうことだったのか。

これらのスイーツ、写真でもかなり美味しそうに見えると思うが、実際すごく美味しかった。特に生クリームがうまい。

そして皆、口々に、
「全然違和感ない。」
「アリじゃん。」
「これ合う！」
「超ノー・プロブレム。」
と絶賛。

ビールとプリンも、ビールと生クリームも、ビールとアイスも、ビールとバナナも、その他各種フルーツも、そしてあろうことかビールと白玉、あんこまで、全て全会一致で可決されたのだった。

ところが…

うまいスイーツ、冷たくてうまいビール。
最高のひと時…かと思いきや、その後思わぬ問題点が浮上した。

酒が進まないのだ。

合う・合わないで言えば、たしかに合わなくはないものの、いわゆる酒と肴の関係のように、酒を飲むと肴が食べたくなり肴を食べると酒が飲みたくなるような相互作用がない。酒を飲む推進力としてはいささか力不足なのだ。

「男パフェ」の時は、シラフにもかかわらず終盤すっかり酔っ払いのようになっていたので、それにさらに本物のアルコールが加わったら…なんて思っていたが、予想とは裏腹に早くも場はまったりムードになってしまった。

やはり喫茶店というところは酒をガンガン飲むようなところではないのかもしれない。

というわけで、次のステージへと場所を移すことに。