どのような仕組みで動くかというと、1箇所にオモリのついた小さい円盤をモーターで回し、その振動が脚部の針金(レッグロッド)を伝うとジジジーッと勝手に前進するという、実に単純なものだ。単純だが「モーターの振動だけで」前進するということに気付くこと自体、すごいのではないか。
さて、これをどう改造しようか。あれこれ考える。ぷるぷる・・・でしょ?ぷるぷる・・・だよな?ぷるぷる・・・あれだ!
合体じいさん
先にネタをばらしてしまうと、私の作りますものは「ぷるぷるじいさん」と「ぷるぷる回転寿司」。ぷるぷるネズミのガワはあえて使わず、中の機構のみを拝借することにした。
まずはじいさんからだ。ひとくちに「じいさんをぷるぷるさせたい」と思っても、適度なじいさんは市販されていないのだ(もちろん人形の話)。よって仕方なく、じいさん人形を一から作ることにする。材料は、おなじみ発泡スチロールでございます。
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