結果・・・やはり、上記の「ワニ」「キリン」「コアラ」は、いませんでした。ちなみにいちばん多かったのは「ハト・19個」、少なかったのは「トラ・3個」。実にその差は16個。
この個体数の差も気になるが、いったい例の不明動物たちは、どこに行ってしまったのだろう?レッドデータブックに載っていなければいいが。
結論:製造者に聞けば早い
ということで、ここで首をひねっていても仕方が無い。製造元である、株式会社ギンビスさんに真相を聞いてみることにした。以下、「ギ」はギンビス広報・矢後さん、「乙」はわたくし乙幡です。
ワニ・キリン・コアラの不在理由について
乙:パッケージには楽しそうなワニさんやキリンさん、コアラさんが描いてありますね?
ギ:当初、イラストとビスケット型は同時進行で進んでいたんです。が、どうしてもキリンやワニは首やしっぽが長く、ビスケットにするには割れやすいんですね。それに、形を表現しやすいかどうか、というところで、今のラインナップになったようですね。
乙:ではなぜパッケージには絵が残っているんでしょうか?
ギ:やはり、デザインとしてはメジャーな動物を登場させたいですし、いろどりの面からも考えてこのようになりました。
個体数の差異について
乙: ところで、種類によって数がけっこう違ったりするのは。
ギ:
基本的には、46種類同じ数になるように生産しているんです。でも、ビスケット生地の端が機械にひっかかったりした場合、そこの型抜きが損なわれたりするので、違ってきてしまいますね。
なるほど、生地の端っこ。そんな言葉が出ると、生産現場の様子がリアルに感じられて面白い。
わかったこと:ワニ・キリン・コアラは形状の理由から、シークレットなどではなくもともと中には入っていない。
ちなみに、このような質問は「初めてです」とのこと。やった!
ふだん質問されることといえば、「動物の形が○○に見えない」というものだそうだ。
「今後、善処していきます」と答えているそうです。なのでよい子の皆さん、待っていてください。
以下、おまけ。「確かにそう見えないかも・・」という例です。
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