先日、「初めて彦摩呂を尊敬した日」という記事を書いた。
あれから、テレビのグルメレポートを、意識して観てしまうようになった。
「おいし〜い!」「あっつあつです!」「ジューシーで…」
みんな、そんなにたいしたことは言ってなかった。
食べ物の味を、言葉で説明するのって、すごく難しいことなのかもしれない。
彦摩呂さんはほんとに努力の人で、天才的なんだろう。
美味しいものを、美味しいと伝えること。
一見簡単そうなのにな……と思いながらゴハンを食べるようになって、
「彦摩呂っぽく食べ物と接すると、人生が楽しくなるかもしれない」
と考えるようになった。
そこで、日常のゴハンを、ひとりで彦摩呂のように描写しながら摂る…「ひとり彦摩呂プレイ」というのを思いついた。
今回の対象は、牛めしチェーン店「松屋」の中で、私がいちばん好きなメニュー、ビビン丼だ。 |