公園の遊具の上から落とす
心は砕けたが、さすがにこのまま終わるわけにもいかない。家に帰るとすぐ水入り卵を用意し、近くの公園に向かった。
この遊具の高さはだいたい3メートルぐらい。それでも上から見たらグミが入った箱はかなり小さく見える。
それに今回も卵は一つしかこしらえてない。
そうはいっても橋の上から比べれば雲泥の差だし、いくらなんでも大丈夫だろう。
僕は3メートル下の箱にさえちゃんと落とせないのに、 カラスは見上げても見えないぐらいの所から、フンを鞄にヒットさせた。 動物と人間の身体能力の差を見せつけられた格好だ。
これからは積極的に焼き鳥を食べようと思う。
高いところはあきらめました
グミの上に卵を落としても割れないかどうか調べる実験にも関わらず、未だに卵をグミの上に落とすことさえ出来てなくて本当にダメだ。最初にβグミとか言ってたのが恥ずかしい。それ以前の問題だろうに。
日程的にも限界が近いので、全てをあきらめて家の庭で1メートルもみたないところから落としてみました。
まずは膝上の高さから。
割れなかった。これぐらいの高さならグミは確かに衝撃吸収剤として働くことが出来た。
でもたぶん隣のウッドチップの所に落としても割れないんじゃないかとも思う。
さらに胸あたりの高さならどうだろう。
割れた。 セロテープで留めてあったから破裂まではしなかったが、 わりと普通の地面に落としたのと変わらない音を出して卵は割れた。
膝上から胸の高さの間までなら割れない
最後の結果によると、 どうやらグミに卵を落としても割れない高さは、 膝上から胸の高さの間みたいだ。
ということは橋の上からでも遊具の上からでも割れてただろう。
そういう意味では別に入らなくて良かったのかもしれない。
だけど橋から落とした瞬間に、明らかに外れたのが分かったときはこの世の終わりだと思いました。