あくびってどうしてうつるんだろう。
朝の電車などで、隣の人が眠そうにあくびをしているのを見ると思わず自分も口が開いてしまう。すっぱいものを見てつばが出るくらい自然にそうなる。
あくびがうつる理由はよく分かっていないらしい。もしかしたら迷信なのかもしれない。あくびは本当にうつるのか。いろんな人や動物に試してみました。
(text by 三土たつお)
まずは関係者に試す
あくびが本当にうつるかを試すという意味では、朝の電車や信号待ちに並んでいる見ず知らずの人々の前であくびをするのが理想だ。
しかし記事にするとなると難しい問題もでてくる。そこで、まずは関係者である当サイトのライターの方々に試させてもらうことにした。
ざんはわ大北さん
ざんはわの大北さんにはうつるのか
お台場の「東京カルチャーカルチャー」での打ち合わせの後、その場にいたライターのざんはわ大北さんに頼んで試させてもらった。ただし、あくびをうつすという企画であることは伝えていない。
「大北さん、この前の件なんですけど」
「あふぁー」
(目をそらす大北さん)
(いちおう二度見)
「・・・」
だめだった
まったくうつる気配がない。それどころか、単にあやしい人か失礼な人と思われた可能性もある。おかしい。何がいけないのだろう。