みなさん、お中元もらいましたか? ぼくはもらえませんでした。 たぶんもらえないとは思っていましたが、ちょっぴりさみしいです。 なので、コンビニのレジの後ろなんかに飾ってある、箱入りの贈答用お菓子を自分用に買ってみました。 なかなか買う機会のないあのお菓子のレビューです。
(工藤 考浩)
何のためのお菓子だろう
僕は今まで一度も、コンビニのレジの後ろのあのお菓子を買ったことがない。 あれはちょっと小腹が空いたときに食べたくて買うものではないし、実家に帰省する時にお土産として買うものでもない。 親しい友人の家に遊びに行く時は、その人が好きそうなものをあらかじめ買っておくし、結婚祝いや出産祝いにあのお菓子を持っていったんじゃあんまりだ。 ではどういう時にあれを買うのか。
義理菓子
たとえばこの時期、親戚の家を訪ねる場合なんかにお仏壇用に手土産を、という場合なんかにはコンビニのあのお菓子は便利だろう。 けれども、それが仲の良い親戚だったら、その家のひとがよろこぶ、もっと気の利いたお土産を用意するのが普通だと思う。 つまり、あのコンビニのお菓子はどうでもよい人用の、まさにお土産のためのお土産だといえるのではないだろうか。
いろいろある
レジの後ろのあのお菓子は、主に三種類だ。 「おせんべい、クッキーセット、水ようかん」がそのラインナップである。 これはどこのコンビニチェーンでもほぼ同じ品揃えだ。 今回はその三種類すべてを購入し、しらべてみよう。 いつかどうでもよい人にお土産を買う時に迷わないために。