皆さんは、子供の頃に長縄跳びをやった経験はありますか。
私の学校では小中ともさかんで、休み時間には校庭のあちこちで、回数を数える声が聞こえていました。
もちろん大人になってから長縄跳びもすっかりやらなくなってしまいましたが、最近妹から興味深い話をききました。
代々木公園にお花見に行った時、友人同士で長縄跳びをしていたら、周りにいた見知らぬ人たちが次々に入ってきたというのです。
想像するだけでも楽しそう。という事で、縄を回しに代々木公園に行ってみました。
(text by ほそいあや)
代々木公園にやってきました。
この日はタイフェスティバルが行われていました。
5月の天気のよい日曜日。タイフェスにぴったりの陽気ですが、私の中では今日はすっかり縄日和です。
イベント会場の周りは賑わっていますが、奥の広場はどんな感じだろう?ガランとしていたらどうしよう? どきどきしながら広場へ向かいました。
さあ、まわすわよ
広場には、若者の集団や家族連れなどが思い思いの形で休日を楽しんでいました。
みなさん、こんな天気の良い日は、長縄跳び、どうでしょうか。
そんな思いで「ご自由にお跳び下さい」の札を立て、ヘルプで来てくれたライター玉置さんを含む友人5人と、おそるおそる縄を回し始めます。
10分後・・・
通りすがりにチラっと見てゆく人はいるけれど、誰も入ってはこない!
妹の言ってたシチュエーションとは、どんなものだったのか。もしかしたら、お花見だからかなりアルコールが回っている人たちばかりだったんじゃ?
考えてみれば知らない人が回す縄に入ってくるのも、ちょっと勇気が要るのではないかな。
その時、ひとりの女の子が!
やったー!
見知らぬ若者が跳んでくれた! そしてそれをきっかけに、次々と周りの若者達が跳びに来てくれました。