地下へ
いよいよ地下50mの世界へと向かう。 この施設にはエレベーターはない。すべて階段だ。 あらかじめ、体力に自信のない人は参加できない旨の説明があった。 僕は体力にあまり自信がないが、ここは多少見えを張って自信あります!と地下への階段を下りていった。
さっそくかっこいい
階段を下りてゆくと、ちょうど地下2-3階くらいのところに巨大なポンプがあった。 貯まった雨水をくみ上げてゆっくりと下水管に戻すためのポンプだ。まだ新しくてピカピカしている。 地下50mの貯水管部分まで降りる途中にもいろいろな見どころがあるのであまり距離を感じない。 ディズニーランドでプーさんのハニーハントに並んでいる時も、通路の絵本を見ていると時間を感じないのと同じ理屈だ。ここはよくできたテーマパークだ。
らせんとか配管とかダクトとか
階段を下りながら職員の方の説明を聞く。 下に降りるに従って、地下特有のじめっとした空気を感じる。しかもそれに生乾きのコンクリートの香りも混ざっている。秘密探検っぽくって最高に気持ちいい。幸せだ。
おおむね管
階段を降り進むと、どんどんと涼しくなってくる。 しかし、同時に体力を使い汗ばんでもくる。 ちょうどいってこいだ。 ここは下水道局の施設だけあって、様々なものが下水管のような円柱形だ。まあるいコンクリートに囲まれながら、あと一息、階段を降りた。