1.手短に読める系
左から『オタク・イン・USA』(パトリック・マシアス/太田出版)・『バカはサイレンで泣く』(山田ゴメス他/扶桑社)・『死ぬかと思った2』(林雄司/アスペクト)・『ハッピーロンリーウォーリーソング』(枡野浩一/角川書店)・『ナンシー関の記憶スケッチアカデミー』(ナンシー関/カタログハウス)・『死言状』(山田風太郎/角川書店)・『因果鉄道の旅』(根本敬/KKベストセラーズ)、右手前『おとなの自由研究』(デイリーポータルZ編/アスペクト)
(注:『ナンシー関の〜』は「ナンシー関の本」という推薦だったので、手元にある本から。『死言状』は同じ山田風太郎の『人間臨終図巻』(徳間書店)の代打、『因果鉄道』は同じ根本敬の『夜間中学』(情報センター出版局)の代打として)
系統を分けると、最も多かったのがこのあたり。要は「用をたすのと同じくらいの時間でサッと読める」という本。57577の短歌集から、そんなにトイレ長いのか?と言いたくなる本までありますが、まぁ今回だけのジャンルということで。
たしかにひと記事数ページのコラム集・エッセイ集的なものは、基本数分しか滞在しないトイレに最も向いてるかもしれない。短歌集の『ハッピー〜』、長くてもひとネタ2ページ程度の『死ぬかと思った』、死ぬ繋がりの『人間臨終図鑑』あたりはズルズル読み続ける事も避けやすく、尿意と相談しやすそうだ。
またコラム集は文庫版も多く、そのコンパクトさはソファ感覚で読むわけにはいかないトイレ向き。あとトイレにPCを持ち込めない人は『おとなの自由研究』を置いてみてもいいと思います。風水的に便のキレがよくなるという噂!嘘です。 |