いかがだろうか、このキュートな唐突感。見る人がいるから、そこに広告看板を立てる。それが田んぼのど真ん中であっても。とにかく隙あらば広告出したい、と いうパッションを感じる。なんだろう、人には「広告出稿欲」とかあるのだろうか。それはマズローの三角形ではどこらへんにあるのか。
ぼくは仕事で頻繁に東京と大阪を往復するのだが、いつも車窓から見えるこの新幹線乗客向け野立て看板がとても気になっていた。世に野立て看板は多くあれど、唐突感という点でこの新幹線から見えるそれがもっとも素敵だと思う。
そんなわけで、過日大阪へ出張の機会があった折、窓からみえるこの可憐な花々をカウントしてみたので今回はそれをご覧いただきたい。東海道新幹線にご乗車される機会がない方には(もしかしたら機会がある方にも)なにがなんだかさっぱりの記事だと思います。申し訳ない。
■「727」が多いはず
もう何回目かも分からない、大阪への出張。早朝の東京駅。旅行へお出かけのおばさまグループと、ぼくと同様出張のサラリーマンたち。しかし、今日のオレはひと味違うぜ。いつもは眠っちゃうけど、今日は野立て看板をじっくり見てやるんだ。 |