鳩時計はなんと鳴けばいいのか
じっさいはカッコー時計。なのに鳩時計。
ああそういえば、友人宅の鳩時計は、たしかにハトらしきビジュアルで「カッコーカッコー」と鳴いています。これはいけません。
鳩時計と断言するのであれば、あくまでもハトらしく鳴いていただきたいものです。
それにしても。
旧友らとハトの鳴き声談義をしたのですが、怪しい意見ばかりがでてくるのです。(のちにドバトとキジバトの違いを知ります)
私は「ホーホホーホホー」。ほかに「クェッククェッククェック」「クルックークルックー」「ポッポッー」の意見がでましたが、動物的直感に冴えた幼稚園児が「ホッカイローホッカイロー」と言い出したので、一番ちかい私の主張が認められました。
それにしても、カラスが「カーカー」と認識されているのに比べ、ハトの鳴き声のなんとバリエーションの豊富なことでしょう。
これではたしかに、ある小説のくだり(注1)に戸惑う人がでてもおかしくないなあ、と納得した次第です。
注釈:1
「「女は鳩の泣くような声を漏らし、行為が終わった後女は男に背を向けてさっさと眠りについた」
え。ホッカイロー?
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