女子「……だからね、Aさんとは、Aさんって、私といたのって、女子高生と付き合いたかっただけだと思うのね。別に私じゃなくてもいいっていうか」
男子「そうなの?」
女子「だって考えてみ。B子も、Cちゃんも、Dっちも、付き合ってるの、社会人じゃん? *Cちゃんの彼氏なんか、32とかだし。32でフリーターってどうよ?」
男子「別にいいんじゃね?」
女子「でもさあ、店員でしょ、えらくなっても店長じゃん?」
男子「まあそうかも。でもいいじゃん、店長でも。本部とか行けたりするんじゃね? 俺くらいだとよく知んねえけど」
女子「店長でもさ、すごい店ならいいけど、ウチらみたいな**(大衆価格のカラオケボックスのチェーン店)じゃさー」
男子「まあ、しょうがないんじゃね?」
女子「……私のAさんもそうだったわけだけどさ。先がないっつーか」
男子「……お前、全部、男におっかぶせんのな」
女子「だって、女子高生じゃなくなったら、私、なんもないじゃん」
男子「現実的だけど、最低だと思うわ、そういう考え」
女子「だってさあ……(途中聴きとれず、たぶん女であることへの不満。そしてなぜか、途中でシモネタへシフト)……痛いんだってば!」
男子「あー、痛いらしいね」
女子「例えばカッターとかで怪我するっしょ? そこに指突っ込むくらい痛いよ?」
男子「そりゃ痛いわ」
女子「でもさあ、DVDとか見るなんで、人のアレって超キモいのに、自分のアレってそうでもないのかな?」
男子「……アングルの違いじゃね? あとテンション?」 |