標高地図ではなくて普通の地図でそれらの場所を見ると共通の建物があることに気付いた。
給水所である。
給水所は高い土地を選んで作られていたのだ。マンションの屋上に給水タンクがあるのと同じである。高低差を使って水を供給していたのだ。
なるほど。東京って思ったよりも考えられて作られてるんじゃん! 水道局ってそんな帝都物語みたいなことしてたのか。
僕はかなり興奮しているのだが、これを読んでいるみなさんもさぞかし興奮しているだろう。さぞがし興奮しているだろう。不安だから2回書いてみた。
こうなったら実際に訪れなければならないだろう。出所のわからない義務感に駆られた僕は家を飛び出した(実際は歩いて家を出た)。
玉川浄水場付近
田園調布は土地の価格だけではなく、標高も高い。標高地図によると標高約45m。この玉川浄水場は田園調布に隣接した世田谷区であるが、まあ、要はこのへんは高いのだ。 |