ことのいきさつ
いきなり私事で始まるが、かみさんの誕生日兼クリスマスが近づいている。何かプレゼントをあげないといけないので、何がいいか聞いてみたところ
「肩たたき券がほしい」
とのこと。
肩たたき券と言えば、お金を持ってない子供が、お父さんに何かプレゼントしたい時に使う代表例のようなものじゃないか。
ちなみにどのくらいの量を希望してるのか聞いてみたところ、
「15分×20枚。」
と言っていた。つまり5時間分。
うへ〜面倒くさい。普通に「○○がほしい」と言ってくれれば、お店に行ってちょっと買ってくるだけで済んで、しかもなんとなく体裁が保てる。正直、お金で解決する方が楽、と感じる今日この頃。
が、物欲の低いかみさんは欲しいものが特にない。
本当に必要なものは必要な時に買ってるし、時計とかバッグとかその手の(プレゼントとしてよくあるタイプのもの)は既にあげ尽くしている。
それでも何かないものかと聞けば、
「じゃ、家。」
という返事。さすがにそれは簡単には買えんしなぁ。
肩たたき券を作る
というわけで、肩たたき券を作ることにした。
肩たたき券だって、ちゃんと作ってラッピングしたらそれなりにプレゼントっぽくなるんじゃないか。
別の言い方をすれば、「欲しいものをすべて手に入れ尽くしたものが最後にほしがるもの、それが肩たたき券だ」と自分に言い聞かせて作業にとりかかる。
フォントに悩む
まず、「肩たたき券」という言い方だと肩だけに限定されてしまうので「マッサージ券」と書くことにした。 |