かっこいいグラフを作るぞ

今回、うちの冷蔵庫を出入りする全てのものの容量を調べ、その推移をグラフ化してみたいと思う。

というわけで、まずは冷蔵庫の中、すべての物の重さをはかってみることにした。これらを合計すれば、全体の量がわかるだろう。

ひとつひとつ手作業で重さをはかってメモし、後ほどそれを集計する。

ユビキタス気分

グラフ化には、ネットワーク機器の監視などに使われるＭＲＴＧというツールを使うことにした。もしも冷蔵庫がネットワーク機器だったら…というユビキタス気分を、少しでも味わう為だ。

ところで、最近の冷蔵庫には液晶画面がついてるものがあるが、あれはなんだろうか？中の温度がわかるとか、スロットマシンになるとかだったらいいのだが、ひょっとして中身の重さまでわかるのだろうか。もしそうだったら悲しいので、あえてネットで検索はしない。情報をシャットアウトし、黙々と測定を続ける。

それにしてもいっぱい入ってるな…。
買ったばかりの頃はこんなガラガラだったのに。

ある意味、巨大な電機ゴミ箱

冷蔵庫からは、こんな機会でもなければ永遠に出てこないような「冷蔵庫の肥やし」みたいなものがたくさん出て来た。 なぜハンマーが冷してあるんだよ。

抹茶の缶も出て来た。今まで見たこともない。賞味期限は2003年8月24日。恐ろしいので重さをはかったら、そっとまた元の位置に戻しておいた。

アイテム数にして152、重さにして44,192グラム。
すなわち合計約44キロが冷蔵庫の中に納まっていた。

次に、全ての出入りを監視し、ログを作る

全ての重さをはかり終えたのが21時半。
ここからスタートして翌日の21時半まで、丸24時間分のデータを取る。

冷蔵庫から何か出し入れするたびに時間と品名、それに重さをはかってメモしていく。いわばログ取りである。

これはかみさんにもお願いして協力してもらった。

データが集まったところで、それを表計算ソフト（エクセル）に入力して集計、グラフ用のデータを作成する。エクセル自体にもグラフ作成機能があるので、それを使ってもよかったのだが、ここではあえてユキビダス感重視ということで、ネットワーク監視ツールであるＭＲＴＧを無理して使った。

こうして、グラフができあがった

思いのほか手間がかかってしまったが、こうしてついにグラフができあがった。次のページにて、その出来栄えをご覧頂きたい。