ある日、自分が写ってる写真に“躍動感”がないことに気が付いた。どの写真を見ても、動かないでじっとしてるところばかりだったのだ。
そんな自分がとことん嫌になった。
ふと気付くと、自分には2本の大きな足が付いているではないか。これを大きく曲げて、一気に伸ばせば、高く飛び上がることができるんじゃないだろうか。
(text by T・斎藤)
過去の記事を振り返る
自分の写真に躍動感がなくモッサリしていることは薄々感づいてはいたが、一体どれくらいそうなのか? ある時、ざっと過去の記事を見直してみた。すると…
ご覧のように、どの写真を見ても躍動感がまるでない。 って言うか、何か食べてる写真ばかりだ。
もう少し見てみても…
ざっとこんな感じだ。
なぜこんなに、カタツムリが這いそうなほどじっとしてる姿ばかりなのか。
それでもどうにか、アクションっぽい姿を探してみたところ…
出てきたのはこんなん。 ミルクをお盆に乗せて運んでいるところ。
やっぱり、躍動感というのはほど遠い。
………………。
見ているうちにだんだん、そういう自分が嫌になってきた。
が、ふとその時、自分には2本の足が付いていることに気付いた。
これを大きく曲げて、一気に伸ばせば、高く飛び上がることができるんじゃないだろうか。