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はっけんの水曜日
 
実録、ユーザー車検
あ、今日までだ。


車検。車に乗らない人にはまったく興味のない話題だと思うので申し訳ないのですが、僕を含め、車を日常の足としている人にとっては、面倒だけど避けては通れないイベントなのです。

実はそろそろ車検の時期だという認識はあった。だけど面倒なので忘れたふりをしていたのだ。そんなある日、怖いもの見たさに車検証を取り出してみると、なんとその日で車検満期だった。

だけど今日は週末なので整備工場も休みだ。切れるぞ、車検。あたふたしながら道を探りました。今回の記事は車ユーザーにはすごく役に立つ内容かもしれません。

安藤 昌教



市役所等で発行してもらえます。

仮ナンバーをもらう

切れかけの車検証を発見し、あたふたしてるうちに日が変わって車検が切れた。つまりこの瞬間から車を動かすと違法なわけだ。

こうなってしまった場合、まずやらなくてはならないことは仮ナンバーをもらうこと。仮ナンバーを付ければ限られた範囲のみではあるが車を動かすことができるのだ。今回は陸運局までの道のりで使用することを申請して仮ナンバーを発行してもらった。

すごく縛りが厳しいです。

仮ナンバーの有効期限は2日間、しかも日の出から日没までしか走れない。昨日までは何の制限もなく運転できていた車が、たった一日でかなりの制限をうけるようになってしまった。放っておいた僕がいけないのだけど、衣替えみたいに過ぎてからも猶予期間を設けてくれたらいいのに。

 

窓口で申し込みます。

いざ陸運局へ

仮ナンバーを付けて管轄の陸運局へと車を持っていった。もちろんそのへんの整備工場にまかせておけば全部やってくれるのだろうけど、放っておいた罰として今回は自分で検査を受けることにしたのだ。俗に言うユーザー車検というやつだ。

 

車検まめ知識

自分で検査を受ける場合、前日までに管轄の陸運局へ予約を入れておく必要がある。時間内に検査可能な台数は制限されているため、予約を入れておかないと受け付けてもらえないのだ。僕は予約しておいた時間の1時間前くらいに着いたのに、書類を書いたりきょろきょろしたりしている間に予約の時間を過ぎてしまった。

「初めてということで、今回だけですよ。」

受付のお兄さんにぺこぺこして遅刻を許してもらう。みなさんもユーザー車検を受ける場合は予約の1時間以上前に行っておいた方がいいと思います。わけのわからない印紙とかたくさん買っている間に時間がどんどん過ぎますから。

それから車検場へ行く前に自賠責保険だけは更新しておいた方がいいです。これが切れていると違法とか以前にかなりしゃれにならないと思います(自賠責が切れた状態で事故を起こすと任意保険も使えなかったりします)。いやあほんと今回は役に立つ記事だ。

 

ずっとおどおどしていました。

いよいよ検査が始まります

検査に必要な書類等も全て揃ったところで、これからようやく車検に入るわけです。あ、それから検査場所へ車を持っていく前にホイールキャップは外しておきましょう。理由はあとでわかります。


 

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