一筆書きといえば、紙の上でやる迷路あそびの一つだ。
ただ、その起源ともいうべきものは、ロシアのプレーゲル川という川の中洲にかかるいくつかの橋を順番に回れるか、というものであったらしい。
紙の上だけでなく、実際の土地を迷路にみたてて一筆書きをすることができるか。いろいろためしてみました。
(三土たつお)
問1 次の図を一筆書きせよ
とはいえ、一筆書きといえばまずはこういうやつだろう。最初はちゃんと基本を押さえておきたい。
知っている方もおおいと思うけど、一筆書きには簡単なコツがある。点から線が奇数本のびているようなところを探せば、そこが必ず書き始めか書き終わりになる。
そのセオリーどおりに書き進めていったのが、下の図。
この場合、線が奇数本のびているような点(奇点)は、いちばん下のふたつだ。どっちから書き始めてもよくて、行きづまらないようにてきとうに書いていくと、それが自然と答えになっている。
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といった要領で一筆書きをこなしていこう。
次の問題からは、外に出ていきます。